ご同僚婚

カテゴリー:ブライダル風景
2017.06.17

6月の土曜日。

街の中も、結婚式・結婚披露宴へお招きされた方の姿、引き出物を手にした方の姿が多かったですね。

 

 

今日、私が結婚披露宴の司会を承ったのは、職場を同じくするカップルでした。

なんと、新郎のお父様も同じ会社の役員でいらっしゃいます。

 

お打ち合わせの段階で、

「ウェディングケーキ入刀はあっても、ファーストバイトはしない」、

「お色直しへのご中座はどなたかエスコートをお願いせずに、二人でおすすみ」など、

ご披露宴の演出が控えめだったので、はずかしがり屋さんなのかなと思っていたのですが、開宴してすぐに納得しました。

 

お二人の座るブライダルテーブルに近い、前列の各テーブルのお客さまは、新郎側から新婦側まで、お二人共通の上司、先輩、同僚、後輩の皆さんです。

なるほど、これではちょっと照れてしまいますよね。

 

お父様も、お二人の上司であり、

ご同僚の皆様からみても、上司なわけです。

お客さまから見たら、この辺りの関わり方も特別ですよね。

 

 

 

でも、新郎のお父様は、本当に幸せな笑顔でいらっしゃいました。

お嫁さんとは、信頼できるお仕事のご関係から、さらに強く、ご家族としての絆が生まれたのですからね。

 

ご披露宴の結び、新郎新婦からご両親への花束贈呈。

ご列席の皆様からのお声に背中を押されて、

新郎は、照れながらもお母様とハグ、お父様と握手を。

 

ご両親にとっては、息子さんからの最高の贈り物となったことでしょう。

 

 

 

 

 

フリーアナウンサー 三浦貴子

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