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今日は、専門学校での講師のお仕事でした。

 

今日の授業は、取材実習。

先週は、インターネットで情報収集する際の注意点を確認し、情報をまとめる練習をしました。

今日は、その逆。

インターネットの利用はなしです。対面での情報収集の練習です。

 

お題は、「仙台四郎」さん。

 

 

仙台の福の神とよばれる、実在していた人物です。

知的障害があったという四郎さん。

彼がふらっと遊びに来るお店は、なぜかお客さまが続々と集まるとのこと。

商店をはじめ、多くの人から愛されたそうです。

写真をみても優しい笑顔ですね。

今でも、仙台の商店では、商売繁盛を願って、レジのそばに、四郎さんのお人形や写真を飾っています。

うちの玄関にも飾っています。

 

 

学生の皆さんには、まずは一週間、各々周りの人に仙台四郎さんについて知っていることを尋ねて、教えてもらってきました。

 

そして、今日は、２班にわかれて、さらに詳しい情報収集へ。

 

１班は、宮城の伝統工芸品をあつかう「しまぬき」へ

 

 

入口から、こけしや松川だるまの顔はめパネルなど、宮城らしさがあふれています。

こちらでは、仙台のお店のレジ横などに鎮座する仙台四郎さんのお人形や肖像写真が販売されています。

 

 

もう１班は、クリスロード商店街、アーケード内にある「三滝山不動院」へ。

 

 

 

仙台四郎さんが安置されているお寺です。

参道では、商売繁盛のお守りや、仙台四郎さんのグッズが売られています。

 

 

それぞれがお話をうかがってきた情報をあつめて、

仙台四郎さんについてまとめます。

 

お店やお寺で聞いた正確な情報と、

口コミで聞いた個性的な情報（四郎さんはパンツをはいていない、妹の仙台幸子ちゃんのグッズも人気…など）、

みんなですり合わせる中で、より仙台四郎さんのイメージが膨らみます。

 

調べること、取材をすることの楽しさを感じてもらうことを目的とした今回の授業。

充実した発表内容から、学生の皆さんの成長を実感できました。

 

ご協力いただいた皆さん、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

フリーアナウンサー　三浦貴子