藍の花

カテゴリー:自宅録音ナレーション
2024.06.07

今日は、藍染を見学に。

 

今、ちょうど音訳で担当している本が「まぼろしを織る」という染め織物のお話です。

天然灰汁発酵建の本藍染のお話を読んでいたこともあり、

ハンカチ染めのお声がけいただき、行ってきました。

 

以前に、ラジオのお仕事で、宮城県栗原市文字の伝統工芸品、正藍染を取材したことがあります。

藍の葉から育て、川で洗う、丁寧な本藍染を季節ごとに見学させていただきました。

 

久しぶりに、藍の花が見られるのは楽しみ。

 

京都からはるばる仙台へきた藍の花。

ぶくぶくふくらんでいる泡のかたまりが、藍の花です。

ようこそ

少しお疲れのよう

あとでお酒をあげるそうです。

ほんと、生きものなんですね。

 

ハンカチにつける模様は輪ゴムで絞ります。

 

そっと色を染み込ませてもらいます。

広げると・・・

みどり!

ところが・・・

空気にふれるうちに、みるみる紺色に。

こんなにきれいな色に染めてもらいました。

 

藍色は、勝ち色。

薄い色から濃い色まで、染め方や回数で何十種類にもなるそう。

 

神事、仏事で使う布でも、

サムライブルーも、

仙台が誇るフィギュアスケート金メダリストのお二人の衣装の水色も藍染だそう。

 

勝ちにいく縁起の良い色。

天然の藍の色は、力強さを感じます。

 

 

 

 

 

 

フリーアナウンサー 三浦貴子

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