新入社員研修

カテゴリー:マナー講師
2025.04.04

新年度スタート

 

この時期は、講師を勤めている短大、専門学校は春休みです。

だからといって、ゆっくりできる・・・ということではなく、

新入社員研修、企業研修シーズン真っ只中です。

 

日々の学生の皆さんに対する授業では、社会人としての基礎を築く目的ではありつつ、就職活動に向けての意識が多くを占めています。

 

新入社員研修の講師は、その姿勢が全く異なります。

就職先が決まってホッとしているところから、視点を、自分のためから、会社のため、お客さまのため、そして社会のために・・・

 

このところ、ご依頼をいただく企業さまからは、研修を「厳しく」とのご要望が多く寄せられます。

社会に出てから即戦力として活躍するために、厳しい指導を行うことが、新人の皆さんにとって、学生からの意識の卒業につながるとして、こうしたご要望が増えています。

 

「厳しく」ということは、決して威圧的になるということではなく、

ビジネスマナーのテキストにないことでも一般常識として、細かく(口うるさく!)お伝えすることが多くなりました。

 

例えば、

休憩時間とは何をする時間?

メイク直しをしてもいい場所といけない場所は?

人前でしてもいいのは、目薬を挿す、ハンドクリームを塗る、リップクリームを塗る、口紅を直す・・・どこまで?

1日に何度も出入りする研修室へ、入る時のノックは?

逆に、部屋の中にいる人はノックが聞こえたらどうする?

研修に向けて、身だしなみを整えてくるのに、机上が散らかっているのはなぜ?

腕時計をしていないのはなぜ?

時刻の確認や、スケジュール確認、メモを取るためなど、常にスマートフォンを見ている姿、周囲はどう見る?

1日目の研修を終えて、研修テキストを研修室の机上に置いていった方はなぜ?

それを人事採用担当者や先輩社員、上司がみたらどう思う?

などなど

 

いずれも、俯瞰的に自分を見る視点が必要です。

学生時代は、自分が中心でいても問題なくとも、社会人になると、そうはいきません。

ひとつステップ上がった皆さんの気づきにつながる研修をお届けします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フリーアナウンサー 三浦貴子

一覧へ戻る
次へ

pagetop