印象の良さとは

カテゴリー:ビジネスマナー
2017.04.15

 

仙台では、桜が満開になって最初の週末。

お花見を楽しんだ方も多かったでしょう。

 

 

 

今日は、日本秘書クラブ 東北支部の研修会に参加してきました。

 

今年度 最初の研修テーマは「印象の良い話し方と振る舞い」。

ビジネス系検定の筆記試験監督担当者としての立場での研修です。

 

 

特に「印象の良い話し方」については、私個人でもレッスンを行っているので、

先輩方から教わる同じテーマの研修をずっと楽しみにしていました。

 

 

 

 

今回の研修で、まずはじめに考えるように指示されたのは、

会場に到着したときの受験者の心境についてでした。

 

自分自身が資格試験を受けた時のことを思い出し、

会場はここでいいのだろうか

受験票、筆記用具など忘れ物はないだろうか

きちんと解答できるだろうか

自分の他にどのくらい受験者がいるのだろうか

不安だったこと、緊張したことを挙げていきます。

 

すると、受験者の皆さんの緊張をといて、

余計な心配なく問題に取り組めるように、十分実力が発揮できるようにと、

自ずと試験監督担当者として必要な心がまえが見えてきます。

 

そこから、印象の良い話し方と振る舞いの研修がスタートです。

 

 

 

なぜ、そのように話すのか

どうして、そのような姿勢や所作が必要なのか

背景や心境まで、心を至らせることで、

全体への目配り、細かい気遣いが可能になりますね。

 

 

 

これまで、私がご依頼をうけて行ってきたレッスンは、

同じ「印象を良くする話し方」のテーマについてでも、

仕事柄、技術面からお伝えすることが多かったように思います。

 

相手の気持ちを考えて接することこそ、印象の良い、感じの良い話し方につながるのですね。

 

 

日本秘書クラブ、東北支部の先輩方の穏やかで落ち着いた雰囲気は、私の最高のお手本です。

 

 

写真は、今回の研修会に合わせて、ご準備いただいたお茶とお菓子です。

 

桜の季節、室内でも華やかな気持ちになるようにと、桜模様のお茶をご用意いただきました。

桜のペットボトルを見つけた先輩が、かなり重いにもかかわらず、人数分を手で運んできてくださったそう。

窓のない研修室でも、いきいきとした気持ちで過ごせるようにという、お心遣いです。

 

きれいな桜色のペットボトルを手にして、

周りの笑顔を思い浮かべて行動できることで、印象の良さが自然とあらわれてくるのだと教わりました。

 

 

 

 

フリーアナウンサー  三浦貴子

一覧へ戻る

pagetop