手引き
カテゴリー:学生の皆さんと
2019.07.04
今日は、専門学校 講師のお仕事でした。
観光系の学科、エアポートビジネス専攻のクラス。
私の担当授業は、介助サービス概論です。
空港、鉄道など、交通機関でのお仕事に従事する方は、
高齢社会での接遇へ意識を向けることは必須。
今日は、視覚に障がいがある方のご案内、手引きについて行いました。
ご案内をする側、アイマスクを着けてご案内される側、どちらも交代して体験します。
お手伝いされる側の立場を経験することにも意味があります。
例えば、
こんな言葉遣いでは、情報が正しく伝わらない、理解しづらいんだ、
引っ張られたり押されたりすると、踏ん張れない、転びそう、
突然、無言で手などを触られるとびっくりする、
階段の一段の高さは以外と大きい、
段差があるとだけ言われても、上りか下りかわからない、などなど、
たくさん気づきがありますからね。
学校の中だけでの体験。
階段、エレベーター、休憩スペースのベンチ、お手洗いの個室、
慣れているはずの場所ですが、大冒険でした。
相手の立場に立ったおもてなし。
ホスピタリティマインドを一緒に育てていきましょう。
フリーアナウンサー 三浦貴子