ボランティアMCレッスン
カテゴリー:学生の皆さんと
2017.06.02
あさって、6月4日 日曜日、「とっておきの音楽祭」が開催されます。
「とっておきの音楽祭」は、2001年に「第一回全国障害者スポーツ大会」の併催としてスタートして、今年で17回目。
毎年6月の最初の日曜日に、仙台の公園、商店街やビルの前など、街の中に30ものステージができあがります。
今年は、340グループ、約2550人の方が出演、演奏します。
障害のある人も、ない人も、一緒に音楽を楽しみ、音楽のチカラで「心のバリアフリー」を目指す音楽祭です。
「とっておき」とは、「ベリースペシャル」。
一人ひとりかけがえのない存在。
みんなが表現する喜びを味わって、個性が輝くお祭りです。
合言葉は、「みんなちがってみんないい」。
姿、考え方、生き方、能力、みんな違います。
それを認めあって、尊重しあえることが、心のバリアフリーです。
このお祭りでは、ボランティアの皆さんが大活躍しています。
受付、ご案内、手話通訳、ガイドブック配布、エコステーション…
そして、専門学校デジタルアーツ仙台の、私の教え子のみんなも、音響アシスタント、ステージ進行、MCとして、今年もお手伝いします。
デジアの学生MCだけでも約40人です!
今日は、最終のMCレッスンを行いました。
一年生は、4月に入学して2ヶ月。
初めて人前でマイクを持つ学生がほとんどです。
一度、ステージに立つと、感覚がわかってきます。
とくに、「とっておきの音楽祭」は、
お客さまも温かい気持ちで、笑顔で、演奏に大きな拍手を送ってくれますし、
手話通訳のボランティアスタッフさんと一緒に進行するので、ゆっくりあわてずに立ち止まって、言葉を選びながら、進行することができます。
司会者の第一歩として、本当にやりやすく、良い経験の機会をいただいています。
緊張すると思いますが、MCが緊張すると出演者さんまでうつってしまうので、笑顔で楽しく進行できるといいな。
今度の日曜日、6月4日に「とっておきの音楽祭」へおでかけになる皆さん、
オレンジ色のスタッフTシャツを着た、
初々しいボランティア司会者の姿を見つけたら、
なにとぞ温かい目で見守ってください!
MCとして、表現する喜びを味わって、個性を輝かせて、
みんなの自信につながりますように…
フリーアナウンサー 三浦貴子