合いの手
カテゴリー:ブライダル風景
2019.09.14
今日は、婚礼司会のお仕事でした。
同じ大手企業の異なる系列グループにお勤めの新郎新婦。
直接のお仕事での関わりはないものの、双方の会社ともに、気持ちは通じています。
新郎新婦へのご祝辞を、新郎上司、新婦上司にお願いしておりましたが、
なんとお二方の上司、お二人で並んでご一緒にお話をいただけるとのこと。
スタンドマイクを2本ならべてお迎えしました。
そのスピーチは、会社のいつもの会議風景を再現。
号令でのあいさつから始まって、新郎新婦お二人のお仕事振り、お人柄などを、会議風に報告してくださいます。
社風でいらっしゃるのか、ご同僚の皆さまのお席からは、威勢のよい、合いの手や拍手が随時入ります。
笑顔あふれるご祝辞でした。
この合いの手は、上司のご祝辞だけではありませんでした。
司会の私が紹介する、新郎新婦のプロフィールの場面でも…
新郎〜さんは、〜年〜月〜日、〜にお生まれになりました。
「よっ、おめでと〜!」
〜年、◯◯高等学校に進学。
「おぉ〜!!」
◯◯会社に就職。
「ヤッター!拍手!」
〜年、新婦◯◯さんと出会いました。
「ヒューヒュー!」
ひと言ひと言に、予想を超える反応が。
会場中が爆笑。
私も動揺を見せないように、笑って吹き出さないようにがんばりました。
あの間の取り方、言葉の選び方、ハイレベルな合いの手は、日々の会議で培われているのでしょうか。
明るい社風が伝わってきました。
開宴からおひらきまで、大きな笑い声のたえないご宴席でした。
フリーアナウンサー 三浦貴子