日本遺産認定記念シンポジウム

カテゴリー:司会お仕事日記
2017.04.01

先日、司会をしたシンポジウム。

「政宗が育んだ“伊達”な文化」日本遺産認定記念シンポジウム。

 

 

日本遺産とは、文化庁が、地域の歴史的魅力や特色を通じて描かれるストーリーについて、認定するものです。

有形や無形の様々な文化財群を,地域が主体となって総合的に整備・活用し、国内だけでなく海外へも戦略的に発信していくことにより、地域の活性化を図ることを目的としています。

 

ここ宮城では、平成28年度に「政宗が育んだ伊達な文化」が認定されました。

 

 

仙台藩の文化とその広がりを見てみると、

伊達家の伝統的な文化を土台に、上方の桃山文化の影響を受けた豪華絢爛さ、政宗公の粋な斬新さ、国際性、時代の息吹を汲み取りながら、仙台の地に新しい伊達な文化を花開かせてきました。

 

 

伊達政宗公和歌詠草  

入りそめて

 

入りそめて 

国ゆたかなる みきりとや

千代とかきらし せんたいのまつ

 

 

ステージでは、大河ドラマ俳優 村上新悟さんに渋い声で読んでいただきました。

 

 

それまでの「千代」の文字を「仙台」に改めた伊達政宗公が、

末永く繁栄するようにとの願いを込めて詠んだ和歌です。

仙台開府に対する御屋形様の思いが伝わります。

 

 

 

この「和歌」が、所蔵されている、仙台市博物館が、

本日 4月1日、約三ヶ月の改修を経て、開館されました。

 

 

国宝、慶長遣欧使節関係資料、ユネスコ記憶遺産登録資料の画像「支倉常長像」も所蔵されていますね。

 

そして、同じくこの日のゲスト、暦ドル 小日向えりさんも絶賛の美しさ「黒漆五枚胴具足」も、久しぶりのお披露目になります。

 

 

今年は、政宗公生誕450年の年。

伊達な文化に触れてみるのはいかがでしょう。

 

 

 

 

フリーアナウンサー 三浦貴子

 

 

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