伊達政宗公美食会
カテゴリー:司会お仕事日記
2017.09.27
今日は、お食事会での司会のお仕事でした。
いま、仙台・宮城では、伊達政宗公生誕450年を記念して、様々な催事が行われています。
今夜は、美食家だったといわれる伊達政宗公へ敬意を表してのお食事会が開催されました。
文献に残る伊達家のお献立からアイデアをひろげたお料理や、政宗公や家臣にゆかりのある土地の食材を使ったお料理など、和洋中を織り交ぜたコース料理を味わう会でした。
会の冒頭では、仙台市博物館の先生のお話が。
先生によると、政宗公はグルメだったといわれていますが、実は、客人をもてなすことが何よりもお好きだったとか。
人を招いて食事をふるまったり、季節の食材を贈ったり。
政宗公は多くの書簡を残していますが「いい食材が手に入ったので贈る」と書き添えているものがたくさんあるそうです。
そういえば・・・以前に私が拝見したお手紙も「鶉が二羽獲れたので一つ贈る」という内容でした。
また、珍しいもの、派手なもの、新しいものが好きなイメージも強いのですが、伝統文化もしっかりと守り大切にされる方だったそうです。
まさに温故知新。
本日の宴のステージの上には、政宗公の兜と甲冑のレプリカが飾られていました。
まるで、会場の客人の皆々がおいしいと喜んでいる姿を、政宗公が微笑んでご覧になっているようでした。
ちなみに政宗公は、鮭が大好物だったそう。
広瀬川にも、黒々と鮭の遡上する季節がやってきます。
秋ですね。
今日は和風のお花をコサージュにしてみました。
フリーアナウンサー 三浦貴子