今、臥竜梅がきれいですよ
カテゴリー:みやぎ四季折々
2017.03.24
臥竜梅、見てきました。
うねった幹が竜が臥しているように見えることから、その名前がつけられた、臥竜梅(がりょうばい)。
伊達政宗公が、文禄の役の際、朝鮮でこの梅の木をたいへん気に入って、植木鉢で持ち帰り、仙台城に植えていたものだそうです。
今では、挿し木にして増やされ、県内のあちこちに移植されています。
こちらは、西公園の木。
樹齢およそ250年。
ごつごつの竜の姿の幹から開いたとは思えないほど、可憐な梅の花。
かわらしいですね。
そのまま西へお散歩。
仙台市地下鉄東西線が見えます。
地下鉄ですが、地上を、しかも広瀬川の上を走っています。
仙台国際センターもこえて、てくてく。
大手門跡の石垣と、隅櫓。
ここから先は、坂が急ですので、今日はここまでに。
仙台城跡、青葉山方面は、また改めて。
さあ、ここまできたら、ひとやすみ。
西公園にもどって、源吾茶屋へ。
中学生のころ、たしか中総体の日だったかなぁ、軒先で雨宿りしたなぁ
この辺り、以前には、図書館や天文台があってみんなで寄り道したなぁ
大学生のころ、ラジオカーの中継でおじゃましたなぁ
…などなど、思い出深いお店。
お店の歴史は古く、創業は明治元年とのことですが、実際にはそれよりも前からあったそう。
仙台城に出入りする足軽さんたちがここにあった茶店で休憩していたとか。
そのなかの一人のお名前から「源吾茶屋」とつけたそうです。
好きなおもちが3つ選べるこのセットがお気に入り。
とろりとのびる柔らかいおもちに、私が選んだのは、
納豆、あんこ、づんだ。
枝豆の清々しい香りと、クリーミーな甘さ。
づんだは、本来、新鮮な枝豆の採れる初夏から夏の味です。
暑いときに食べる、すっきり冷やしたづんだあんのおだんごも好きですが、
お店でいただく出来たての温かいづんだもちも、
とろ〜っとのびたところに、あんが絡んでいいですね。
ごまもちも人気だそうです。
ほかには、あべかわもちと、おろしもちがありました。
3つおもちの味を選ぶとしたら何にしますか。
何と言っても、づんだもちだけは、外せません。
外してはいけません。
ぜひ。
さあ、午後もがんばりましょう。
フリーアナウンサー 三浦貴子