ブラインドサッカー

カテゴリー:みやぎ四季折々
2019.11.24

今日は、シェルコム仙台でブラインドサッカーの大会がありました。

視覚障がい者と健常者が力を合わせて戦うブラインドサッカー。

仙台を拠点としたブラインドサッカークラブ コルジャ仙台が主催する大会です。

東京パラリンピックを控え、正式種目でもあるブラインドサッカーにより親しんでもらおうと企画されました。

 

大会に参加したのは、なんと女子日本代表チーム!

そして、全国のブラインドサッカーチームの有志が結集したドリームチーム、MIXチーム。

 

女子日本代表チームのキャプテン、鈴木里佳選手は、宮城県の出身。

日頃は、コルジャ仙台でプレーしています。

 

 

ブラインドサッカーは、戦力を均等にするため、

選手達は、目の上にアイパッチを貼ってアイマスクをします。

ピッチ沿いにはフェンスがあり体当たりする場面も多く見られます。

選手同士のぶつかり合いも格闘技のよう。

迫力があります。

音の鳴るボールを追って、奪って、止めて、ドリブルをして、シュートを打って、ゴールを決める・・・

見えていないことを忘れてしまいそうです。

 

フェンスのそばまで行ってみました。

 

 

選手やボールが目の前に来ると、つい後ずさりしてしまって、迫力ある写真は撮れませんでした…

 

試合の前には、こんな風景も。

 

 

南三陸のオクトパスくんがのびのびお散歩。

ピッチの中にはワラビーが。

ゴール前にはダースベイダーとストームトルーパーたちが。

選手、サポーター、スタッフ、みんなが入り混じって、なんともカオスな状況です。

 

 

こんなかわいい子たちにも会いました。

 

 

ハーネスを外して、休憩中の盲導犬。

指示をくれる使用者さんに「みんなと遊んでもいいの?」という視線。

「みんなにかわいいって言ってもらってよかったね」という使用者さんの声に、パタパタと尻尾を振って。

 

 

 

 

視覚に障がいがある選手たちは、ピッチの中では、思いきり走れることがとても楽しいそうです。

ぶつかっても、ころんでも、立ち上がり全力で走り続けます。

 

 

スポーツは、目の前での真剣勝負をライブ観戦することが、

一番魅力を感じることができると思いますが、

ブラインドサッカーは、とくにそれを実感できます。

ぜひフェンスにかぶりつきで観戦して迫力を味わってみてください。

 

 

 

 

オクトパスくん、

「ああ、どーも、どーも」といった貫禄で、片手をあげてあいさつ。

「じゃ、あとよろしく〜」…という感じで去って行きました。

 

このあと…視覚に障がいのある子どもたちに囲まれて、ほぼ全ての足(手?)を触られ、つかまれ、足の間に潜られて…大人気でした。

 

 

 

 

フリーアナウンサー 三浦貴子

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