デイジー図書

カテゴリー:おもてなしマナー
2019.12.19

今日は、音訳ボランティア研修がありました。

 

視覚に障がいがある方や、紙の本をめくって読むことが難しい障がいのある方が利用する録音図書を制作する音訳ボランティア。

冬休み前の最終の会ということで、みんなでこれまでの振り返りを行いました。

 

録音の仕方にはまだまだ慣れません。

雑音の出ないような 本、パソコン、マイクの配置の仕方を探るのに時間がかかったり、

姿勢や口中音にも気配りがたりなくて、修正箇所で音声が変わり過ぎて録り直したり、

 

録音ソフトの使い方も手探り状態。

録音したはずの保存先に入っていませんと職員さんから電話がかかってきたり、

走って戻って息の切れる中、大急ぎで録り直したり、

 

いろいろありますが、

センターの職員のみなさんや、音訳ボランティアの先輩方のご指導のもと、

同期生のみなさんと一歩ずつ学べるこの時間は、とてもワクワクする時間です。

 

今回、みんなで練習した課題作品を試聴しましたが、

再生機からの起動音と「デイジー図書です」の音声に続いて流れてきた自分の声。

この機械から自分の声が流れていることに、ラジオやテレビのお仕事とはまた異なる感動が。

 

 

はやく本格的に本を読みたいな。

最初の一冊はどんな本になるのでしょうか。

どんな方が聴いてくれるのでしょうか。

視覚に障がいのある方のお役に立てるまでは、まだ時間がかかりそうですが、楽しみです。

 

 

 

 

フリーアナウンサー 三浦貴子

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