実技試験おさらい
カテゴリー:学生の皆さんと
2017.09.21
今日は、専門学校へ。
デジタルアーツ仙台、声優科一年生の「キャリアデザイン」。
今日の授業は、前期末試験の実技試験のおさらいです。
キャリアデザイン、つまり教養一般。
前期末試験では、
電話応対、
訪問面会、
お礼のメール、
封書の表書きなどを、
実技で試験を行いました。
なかでも電話応対は、慣れが必要です。
電話応対の試験では、実際に別室にいる私へ電話をかけてもらいます。
設定は、飛び込み営業。
初めてのCMスタジオへ、ナレーターとして、自分のボイスサンプルCDをお届けするためのアポイントメント取りです。
聞き取りやすい声で話せているか、
受けこたえは丁寧か、
正しい敬語を使っているか、
要点は抑えているか、
口ぐせや、おかしな間がないか、
伝えたい内容に誤りはないか、
訪問時間の約束はスムーズにできたか、
念のため、こちらの連絡先を伝えたか、
お願い事をしている立場だということをふまえた態度でいるか、
相手の状況がわからないまま、時間を割いてもらう電話。
ボイスサンプルCDを聞いて欲しいというお願いをするのだから、丁寧に、低姿勢で。
ただ、アポイントメントをとりつけるには、相手にもメリットがあると感じてもらえるように、堂々と魅力的な声で。
電話のマナーとして、細かい技術的なことを踏まえておくことはもちろんですが、
全体を通しての印象が大切です。
会ってみたいと思ってもらえるように、作りすぎず、のびのびと…
そのためには、やはり基本の慣れが必要なんですね。
フリーアナウンサー 三浦貴子