アドバイザーとの対話

カテゴリー:マナー講師
2024.04.25

今日は、教習インストラクターのお仕事でした。

 

サービス介助士実技教習です。

 

教習では、サービス介助士アドバイザーが登壇する対話の時間があります。

サービス介助士アドバイザーとは、視覚、聴覚、四肢等に障害のある当事者の方々にお願いしています。

今日は、事故により脊髄を損傷し、車いすを使用して生活しているアドバイザーさんをお迎えしました。

といっても、沖縄にお住まいの方で、仙台会場までお迎えするわけではなく、

オンラインで、画面越しでの登場です。

 

カメラで、お家の中も見せてくださいました。

リビングを中央に、ベッドルーム、キッチン、バス、トイレなど各ドアが、リビングに面しています。

つまり廊下を通らずに目的のお部屋に移動できます。

また、ドアは、横に動かして開けるスライドドア。

そのドアのレーンも、床ではなく、天井に吊るすドアにすることで、すっかりバリアフリーです。

アドバイザーさんは、これは高齢者にとっても過ごしやすいでしょうとのことでした。

 

さまざまな工夫で、障壁をクリアしていくことは、将来の自分たちのためでもありますね。

 

今年4月から、障害者差別解消法が改正されました。

民間事業者にとっても、お客さまの利用しやすいように工夫すること、合理的配慮の提供は義務化されることになりました。

対話を通して、だれもがやりたいことを実現できる共生社会を築いていきましょう。

 

 

 

 

 

 

 

フリーアナウンサー 三浦貴子

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