敬語
カテゴリー:学生の皆さんと
2023.05.31
今日は、短大講師のお仕事でした。
3週にわたって指導してきた「敬語」の使い方の総まとめです。
敬語の使い方に不安を感じている学生は大勢います。
敬語というと「尊敬語」と「謙譲語」の使い分けだけに着目しがちですが、それだけではありません。
まずは、「丁寧語」から練習です。
です。ます。ました。ください。
お、ご、をつける美化語。
わたくし、父、母、御社、弊社、といった敬称の使い分け。
その場を改める、改め敬語。ございます。参ります。いたします。
つづいて、気になる「若者言葉」。
言葉や音の省略、曖昧な言葉、語彙不足、こうした表現から卒業します。
ここでやっと、「尊敬語」と「謙譲語」。
うちそとが逆転して失礼なことにならないように。
1対1の場面に限らず、その場にいない第三者が話題にあがったときの、うちそとの判断も瞬時に反応できるように。
最後は、「ビジネス慣用句」。
仕上げは、ロールプレイングで「会話力」を鍛えましょう。
敬語は慣れです。
学生の皆さん、
まずは、基本を確認して、日頃からたくさん声に出して、正しく使えるようにつとめていきましょう。
写真は、なに?・・・と自分でも思ったら、黒板ですね。
よく授業で、音声で確認する「アクセント辞典アプリ」を使うので、授業中でもスマホを起動して手にすることがあります。
そのときに、いつのまにか黒板を撮影してしまったようです。
深い緑色がきれいだったので、記念に。
フリーアナウンサー 三浦貴子