温麺

カテゴリー:学生の皆さんと
2017.07.19

温麺とかいて、うーめん。

宮城県の県南、白石市の名物です。

 

温かくして食べるのももちろんおいしいですが、

この季節は、茹で上げたあと、冷水でしめて、つるっといただくのが最高です。

 

今週、学校は夏休み前の最後の週。

白石から通う学生から、みんなへのお中元でいただきました!

ありがとうございます。

 

県外出身者もいるので、うーめんが初めてという学生も。

箱を開けて、立って並んでいる麺をみて…

 

「短いっ!」

 

なるほど。

見慣れていると、あたりまえですが、そうですね。

 

このサイズ。

 

 

この長さと、そうめんよりも若干太めのこの麺が、ちょうどいいのです。

 

うーめん好きの仙台市民も多いですが、

白石市民のうーめん愛には改めて驚かされました。

歴史に、食べ方、種類、お店と、続々と情報が飛び出します。

 

 

伊達藩白石城下で、親孝行な息子が胃を病んでいた父親のために体に優しいものをと作ったことが始まりだったそう。

父親が回復して、城主 片倉小十郎景綱公に献上したところ、うまい、うまいと喜ばれ、

温かい親を思う気持ちのこもった麺だからと「温麺(おんめん)」と名付けられました。

お殿様に喜んでもらえたことに、うかれてしまって、おんめんという名をすっかり忘れ、

お殿様が、う〜まい、う〜まいと食べていた姿を思い出し、う〜めんという名前になったとか。

 

 

白石では、いろんな食べ方があるそうです。

地元でしか買えない生うーめんも特別な食感。

いろいろな味を楽しめるうーめんバイキングも行ってみたい。

 

 

 

油を使わず、小麦粉と塩水で作られるので、舌触りがよく、消化にも優れているうーめん。

 

 

この夏、また箱買いしておこうかな。

 

 

 

 

フリーアナウンサー 三浦貴子

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