街路樹
カテゴリー:司会お仕事日記
2018.11.15
今日は、司会のお仕事でした。
仙台市主催の百年の杜づくりフォーラムです。
今年のテーマは、杜の都のシンボル「街路樹」
「街路樹を活かしたまちづくり〜市民の誇りとしての街路樹を未来へ受け継いでいくために〜」と題して、仙台メディアテークで開催されました。
昨年のテーマ「公園」に続いて、身近なテーマということもあって、会場は、夕方にも関わらず、大好きな緑の風景を大切に思う仙台市民でほぼ満席となりました。
環境保全、交通安全、真夏の陽射し避け、騒音の低減、景観形成…
様々な機能をもつ街路樹。
一方で、年数を重ねた木々は、大木化、老木化してきています。
「杜の都」という全国的に浸透している印象の良いイメージは、市民の財産ですね。
その印象を守り、街の魅力向上につなげるため、意見が交わされました。
街路樹の、根上りや落ち葉の問題、大木化による近隣施設への枝の侵入、老木化による倒木の危険性など、どう対応していくのか。
安全第一で、強剪定、若い木への植替えを進めるのか、
せっかく大きく育まれた木なのだからシンボルツリーとして、さらに何十年、数百年と、守っていくのか、
市民みんなで考えるときです。
パネリストのおひとり、
Date fm エフエム仙台の奥口文結さんと。
奥口さんは、番組を通してリスナーの皆さんに呼びかけ、皆さんとともに、緑を増やす活動を行っていらっしゃいます。
どんぐりを拾い集め、発芽させ、苗木の赤ちゃんを植えて…
活動風景を写真を交えてご紹介いただきました。
10年、20年後の未来の子どもたちへ豊かな自然を繋いでいくためにと行動に移している皆さん、とても素敵です。
行政だけにまかせるのではなく、身近なできることから、私たちの自慢の「杜の都」を守っていきましょう。
フリーアナウンサー 三浦貴子