みやぎのお寿司
カテゴリー:みやぎ四季折々
2017.05.05
ちょうど連休に、東京に住む二人の弟たちが帰省したので、ごはんを食べにいくことになりました。
何がいいかときくと口をそろえて、魚と。
東京は魚が高くて食べられない、と。
それなら、宮城の自慢の味、お寿司でしょう。
宮城のふるさとの味といえば、牛タン、笹かま、ずんだもちがおなじみですが、お寿司を忘れてはいけません。
三陸の海の幸に、宮城のおいしいお米の魅力が重なれば、これに勝るものはありません。
なんといってもお寿司に合うお米は、歴史ある ササニシキ。
炊き上げたご飯は香りがよく、透き通った光沢とあっさりとした食感が特徴的です。
ハツニシキを母に、ササシグレを父に昭和38年に宮城県の古川で育成された品種です。
炊き上がりの香り、粘り、色つやもよく、程よい硬さの食感には根強い人気があり、50年もの間、愛され続けています。
…なのですが、ササニシキは栽培が難しく、高度な生産技術が要求されることもあり、作付が減少傾向にあります。
とってもおいしいのですが、いまでは生産量の少ない貴重なササニシキ。
私もお歳暮に贈って喜ばれることが多いです。
地酒の冷酒で。
宮城のごちそう。
キラキラ。
フリーアナウンサー 三浦貴子