竹飾り差し
カテゴリー:みやぎ四季折々
2017.07.10
ジリジリと暑い日が続いています。
一歩外に出たところで、ばったり会ったご近所さんと立ち話をしていたら、ものの一、二分で額から汗がツーっと。
直射日光は危険です。
暑い〜っと、本町・家具の街を、下を向きながら歩いていて、目にとまったのがこちら。
なんだかわかりますか?
仙台七夕まつりの「竹飾り差し」です。
年に一度の七夕まつり。
この時だけ使われます。
蓋をあけると、中はただの穴。
竹を立てるためだけの穴です。
薬玉吹き流しをはじめ、七つ飾りをつけた大きな笹竹を商店街に飾るには、これがないと、自立してくれません。
仙台の街の中、商店街の舗道には、これがあちこちにあります。
蓋には七夕飾りの絵が。
気に留めなければ、きっと気づきませんが、注意して見てみると、本当にたくさん!
こちらは、一番町のもの。
笹竹の下に、様々なデザインの薬玉吹き流し。
こちらも一番町。
竹林の中でスズメが遊んでいます。
伊達家の御紋は、竹に雀ですからね。
和紙や笹の葉のすれるサラサラという音が聞こえるほどの静の祭り。
大好きなお祭りです。
仙台は、七夕まつりに向けて暑さが増し、七夕まつりが終わると一気に秋の風に。
暑いけれど、仙台の短い夏、
しっかり味わいたいものです。
こちらは、先日でかけた資福寺のあじさい。
くす玉と吹き流しのようでしょ。
仙台七夕まつりは、8月6、7、8日開催です。
フリーアナウンサー 三浦貴子