笹かまぼこ
カテゴリー:みやぎ四季折々
2017.03.07
仙台名物 笹かまぼこ。
昔、大漁だったときに、捌ききれなかった白身の魚を、すりつぶし、
竹の串を芯にして、手のひらで形を整えて、炭火で焼いたのが、笹かまぼこのはじまりだったそう。
宮城の伝統の味です。
仙台藩 伊達家の御紋「竹に雀」にあやかって、
笹の葉の形をしているところも、仙台愛を感じます。
真っ白いかまぼこに、薄いキツネ色の焦げ目、
ふんわりとした海の香りと、優しい甘さ、
ぷりっとした弾力、ぷりんっとした歯切れの良さ…
見た目の美しさもあわせて、完璧なおいしさです。
贈り物でも、家でのおつまみでも、宮城県民なら、きっとお気に入りの笹かま屋さんがあるはずです。
私も、仙台ならココ、石巻ならココと、数軒お気に入りがありますよ。
こちらも、私のお気に入りのひとつ。
鐘崎の大漁旗。
かまぼこですから、冷蔵していますよね。
おすすめは、食べる直前に、沸騰したお湯に数十秒くぐらせて、ふっくらさせること。
角がふわっとして、見るからにおいしそうでしょう。
温めることで、ふんわり香りも広がって、絶品になりますよ。
ぜひお試しを。
フリーアナウンサー 三浦貴子