話し方研修

カテゴリー:みやぎ四季折々
2023.05.02

今日は、研修講師のお仕事でした。

会場は、せんだいメディアテークです。

 

ある団体の職員の皆さまの話し方の研修を承りました。

日頃より、多くの支部へ赴き、営業・プレゼンを行うご担当の方々へ、

商品のご提案や、キャンペーンのご紹介、現状報告など、情報をお伝えする皆さまです。

 

 

会場の広さと聴衆の人数にあわせた、声の大きさ、

距離感と声の高さ、

マイクの持ち方、

立ち方、姿勢、お辞儀、視線の配り方、

ひとつひとつ、実践練習を通してお伝えしていきます。

 

 

今回のご依頼では、受講者の皆さんの声が小さいことが特にお悩みとのことでした。

声が小さいと、相手が集中して耳を傾けなければ理解することができません。

ホスピタリティ・マインドを欠いています。

自分の緊張、失敗したくない、自信が無いという気持ちを捨てて、

まずは、相手のためにしっかり声を出さなければいけないことを理解していただきます。

 

 

腹式呼吸と声を前へ飛ばす練習をしっかりと。

 

研修のはじめと終わりには、同じ文章を読んで録音してみます。

録音した自分の音声をスピーカーを通して聞くことで、各々気づきを得ていただきます。

聞き比べると、一目瞭然、どっしり自信に満ちた話し方になりました。

 

 

話し方は、個人の生活のクセがついています。

人前で話すことは、クセをなおして、しっかり内容を届けることが必要です。

今日のボイストレーニングが、受講者皆さんの大きな財産となりますように。

 

 

 

 

メディアテークをでると定禅寺通り。

新緑の季節です。

 

 

宮城県民会館の外壁レリーフ。

東北大学教授時代の杉村惇画伯が学生たちを指導しながら制作したそうです。

ケヤキの葉の散った季節はよく見えますが、新緑の季節には、レリーフがかくれてしまいます。

ほら、青葉にかくれてきましたね。

長い歳月市民に親しまれ、定禅寺通りの風景になじんできたレリーフ。

県民会館は老朽化に伴い、移転することが決まっています。

このホールが解体されるということは、このレリーフがなくなってしまうのでしょうか。

残念です。

 

 

 

 

 

 

 

フリーアナウンサー 三浦貴子

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