視覚支援学校

カテゴリー:ナレーション
2024.02.20

今日は、絵本読み聞かせの見学へ。

 

いつも音訳でうかがっている宮城県視覚障害者情報センターのお隣、

視覚支援学校 小学部のお昼休みにおじゃましました。

 

絵本の読み聞かせについて、もっと学びたいという私の希望にお応えいただき、

視覚支援学校の先生方のご理解のもと、見学することが叶いました。

ありがとうございます。

 

視覚に障害がある児童の皆さんの授業ということで、

お話しする先生のたくさんの工夫が施されています。

ワニの登場する絵本を読む前に、

こどもたちがみんなでワニの剥製をくまなくさわってからお話しスタート。

 

先生のおはなしは、表情豊かな温かい声で、

みんなが笑って、驚いて、引き込まれていきます。

 

 

今日は、もうひとつ素敵なお話を聞かせていただきました。

発表してくれたのは、小学1年生の男の子。

自作の詩を発表してくれました。

本当にユニークな、そして表現力ばつぐんの、楽しい作品。

先生によると、点字での読み書きをおぼえて最初の作品だそう。

「記録する」「読み取る」ことができることを、本当に嬉しく感じているそう。

指で原稿をなぞりながら、元気いっぱい、楽しそうに読んでくれました。

 

記せること、読めることのありがたさを教えてもらった1日でした。

すごく面白かったよと伝えると、

本人はもちろん、一緒に聞いていたおともだちも、次のお話を作りたいと言ってくれました。

 

また聞かせてくださいね!

 

 

 

 

 

 

フリーアナウンサー 三浦貴子

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