小野恵美子先生 追悼公演

カテゴリー:司会・MC
2023.10.29

今日は、司会のお仕事でした。

 

福島県いわき市へ。

いわき市といえば、フラガールのふるさとです。

 

去る8月4日、Red Story School 主宰 小野恵美子先生が、逝去されました。

 

福島県いわき市ご出身の小野恵美子先生。

2006年公開の映画「フラガール」のモデルでもある、

日本にフラ・タヒチアンダンスの文化を根付かせた先生です。

 

常磐音楽舞踊学院に入学し、常磐ハワイアンセンター(現スパリゾートハワイアンズ)において、オープンから10年間トップダンサーを務められ、

引退後も、長く、常磐音楽舞踊学園の教授、そして、スパリゾートハワイアンズのショーの振付・構成を手がけられました。

 

小野恵美子先生の主宰するダンススクールは、フラ、タヒチアンダンスのほか、バレエ、フラメンコと多くの生徒さんがおいでです。

 

第一部 エミ・バレエスクール 発表会

第二部 レイモミ ポリネシアン フェスティバル

第3部 エミ フラメンコ アカデミア フィエスタ

 

先生から受け継がれた情熱、踊りへの想い、

スクールの皆さんが、恵美子先生への感謝をこめて踊ります。

それぞれの部門で、先生への感謝の想い溢れる演出がいっぱいです。

 

 

これまで、レイモミハワイアンフェスティバルをはじめ、

Red Story School の多くのステージの司会を担当させていただいてまいりました。

振り返ると、もう20年をこえて、

恵美子先生の美しいダンスを特等席で拝見し、アナウンスでお手伝いさせていただきました。

 

情熱的で、優雅で、可愛らしくて、どこまでも美しい恵美子先生。

先生のダンスとその想いは、お弟子さん皆さんに受け継がれています。

これからもずっと恵美子先生の想いは大切に踊り継がれていくことと思います。

 

 

 

今日のパンフレットの最終ページ

小野恵美子先生の”舞道”における心得が載っていました。

 

一、舞踊は心で踊るものです

一、舞踊は情熱と努力、そして素直に受け止める姿勢が大切です

一、舞踊は舞台という多くの仲間が必要です

 

「舞踊は一人でも踊れますが、舞台は多くの仲間の力が必要です」と。

常磐ハワイアンセンターという1日も休みのない舞台に立ち続けた恵美子先生。

舞台監督、音響、照明、大道具、衣装、衣装、メイク、ホールスタッフ、受付、

そして同じ舞台に立ち一緒に踊るお仲間、すべてのスタッフがいるから踊ることができる、

そうチームで舞台を完成させることを、何よりも大切に受け止めていた先生のお言葉です。

 

司会として、もちろん演者の皆さんが輝くようにと意識してきましたが、

輝く舞台の中心にいらした恵美子先生が、逆にスタッフを思ってくださったお言葉に胸を打たれました。

 

スタッフクレジットに「アナウンス」として名前を連ねていただいた このパンフレットは一生の宝物です。

恵美子先生とお仕事させていただいたことを誇りに、これからもマイクに向かいます。

 

 

 

恵美子先生、これまで本当にお世話になりました

ありがとうございました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フリーアナウンサー 三浦貴子

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