式次第に工夫
カテゴリー:司会お仕事日記
2017.04.08
受付には、溢れるほどの豪華な胡蝶蘭。
今日は、祝賀会の司会でした。
ある会社の新支社開設のお祝いのお席です。
社員の方々のアイデアによって、
品格があり、一方で感動のサプライズありの心のこもったプログラム。
社員の皆さんのお気持ちが一つになって、大いに盛り上がった会でした。
新支社の設立ということで、お客様は遠方からもお出でです。
年度始めでもあり、ご多用の中をお集まりいただくので、遅れてご到着の方もいらっしゃることを、予め伺っていました。
そこで、本来であれば、乾杯前に行う「鏡開き」を、祝宴の後半、ご来賓がすべてお揃いになったところで、ご紹介がてら行うスタイルに。
ご列席の皆さまは、すでにお酒が入っていますから、どうしても、わいわいがやがやしてしまいます。
そこで、淡々とご来賓のご紹介をするのではなく、このタイミングで鏡開きです!
法被をお召しになったご来賓が、歓声と拍手を浴びながらのご登壇。
皆さんの掛け声に合わせて、木槌を降ってお鏡を開いていただきました。
会場が一体となって、笑顔で盛り上がるひとときでした。
途中参加のご来賓の方にも失礼のないように、また、盛り上がった会場にすぐに馴染んでいただけるようにと、工夫をこらした進行順序は、本当に参考になりました。
ついつい慣れてくると、プログラムのご提案でも、式典はこうじゃなくては…なんて、頭がかたくなってしまいます。
今日の会場の皆さんの笑顔を拝見して、
列席された皆さんの心に温かく刻まれることが、いちばん大切なことだと再認識できました。
今回、司会のご依頼をくださった、
千葉先輩と、大柿さん。
進行、映像、すべてご自分たちの手でとは考えられないほど、素晴らしい演出でした。
お仕事が終わってからのご準備ですから、徹夜も続いたとか…お疲れ様でした。
新支社の設立、おめでとうございます。
皆さんのさらなるご活躍をお祈りしております。
ブルーのネクタイは、支社の皆さんのお揃いのもの。
今日は、私も 近い色の薄いブルーのスーツにしました。
テーマカラーを伺って、できる範囲で合わせることも、私の司会のこだわりです。
色のイメージって、BGMと同じくらい大切だと思います。
色のお話は、また今度、改めて。
フリーアナウンサー 三浦貴子