七夕おどり
カテゴリー:司会お仕事日記
2017.08.06
仙台の七夕は、旧暦に近づけて8月6日、7日、8日。
七夕まつりでは、東日本大震災の発災前は、定禅寺通で、自衛隊の車両を飾っての花車パレードや、ブラスバンド、ダンスチームなどが登場する七夕パレードが行われていました。
私も以前、長い間アナウンスを担当していましたが、震災後、余震への対策などもあり、いつなにが起こるかわからないので、自衛隊の皆さんの設備や時間を大きく割くことができなくなり、パレードの開催はなくなってしまいました。
かわって、市役所前、市民広場から定禅寺通をつなぐ、つなぎ横丁で、盆踊りが開催されるようになりました。
やはり、震災後、沿岸部を中心に行われてきた「やりましょう盆踊り」。
先祖を思い、震災で犠牲になった方への慰霊の気持ちをこめて、みんなで集まって、櫓を囲んで踊る盆踊りの会です。
この仙台七夕まつりでは、つなぎ横丁に登場した櫓を囲んで、踊ります。
初めての方でも、見よう見まねで踊りの輪に加われるのが、盆踊りのいいところ。
小さいお子さんから、おじいちゃん、おばあちゃんまで、みんな笑顔で踊ります。
七夕まつりといえば、七夕おどり。
歌い手ボランティアさんの中には小さい子どもたちも。
ちょっと艶っぽい歌ですが、元気いっぱいの歌声にかかれば、とたんにかわいい曲に。
踊りの手をとめて、櫓を見上げて手拍子をしてしまう人もいましたよ。
七夕おどりの他にも、宮城野盆歌や相馬盆唄、県内で踊り継がれるおなじみの踊りの曲が、お囃子のみなさんによって生演奏されます。
太鼓の音と笛の音、そして踊り手さんの合いの手のの声。
これぞ、夏祭り。
踊り方を櫓の上から教えてくれる、与野さんと。
やりましょう盆踊りは、明日、あさっても、つなぎ横丁で行われます。
竹飾りの並ぶ一番町の商店街を抜けたその先です。
提灯のあかりが鮮やかになる、夕方6時から8時半までの開催です。
私はアナウンスで参加します。
しゃべり終わったら、ひょいっと輪に入って踊っています。
うっかり踊りに夢中になって間に合わず、曲終わりのアナウンスに間があったらすみません。
ぜひ一緒に踊りにきてください。
フリーアナウンサー 三浦貴子