共演 若手の魂!

カテゴリー:司会お仕事日記
2017.10.01

今日は、宮城の県北、栗原市栗駒 みちのく伝創館へ。

舞踊の会の司会でした。

 

今日お手伝いした舞台は「共演 若手の魂 ラスト公演」です。

踊りの世界で活躍する若者が、栗駒山の麓に集いました。

 

「踊りの世界をもっと盛り上げたい。がんばっている若い舞踊家がいることを広く知ってほしい」

こうした思いで立ち上がったのは、

劇団ともえ座 梢巴流 二代目 川門世昌さん。

川門さんのお声がけに、流派を越えて、多くの若いお仲間が賛同し、一昨年、この舞台を作り上げました。

 

今回の出演者は、二十代が中心。

下は中学生から、上は三十三歳の方までと、まさに若手の共演です。

 

朝一番に会場で会ったメンバーは、ジーンズにTシャツ姿と、ごく普通の今どきの男の子たち。

ところが、リハーサルでの動きの凛々しさ、しなやかさといったら・・・目が釘付けになりました。

本番、化粧をして、着物を着て、カツラをつけて、いざ舞台へ。

大きな拍手をうけて、ライトの中へ。

躍動感、

艶やかな色気あふれる表情、

もはや男の子ではありません。

こんなに美しい世界があったんだと感激しました。

 

 

 

 

そして、特別ゲストは、三味線奏者・歌手の浅野祥さん。

一回目から続けての出演です。

浅野さんも、5歳から三味線をはじめて、最年少で津軽三味線全国大会チャンピオンとなり、現在27歳。

プロデビューしてから今年10周年だそうです。

小さい頃からお稽古をがんばって、その道をまっすぐ貫いて走り続けている同年代の若い舞踊家の皆さんとは、わかりあえる大切なお仲間です。

こうした出演者の皆さんの気持ちの通じ合ったところも魅力あるステージでした。

 

浅野祥さんと。

私が、はじめてお会いしたのは、浅野さんが高校生のときでした。

ラジオの取材で、ご実家までおじゃましてご家族にもお話を伺いました。

高校生だったので「祥くん」と君付けでしたが、もうそうもいかない雰囲気。

「祥さん」の貫禄です。

つい、変わらないかわいい笑顔に「祥くん」と呼んでしまうのですが。

 

 

 

それぞれの流派の家元の方々のご理解、ご協力に支えられ開催をしてきたこの舞台も、三回目の今年がラスト公演。

 

出演団体は、

 

大衆舞踊一座 武田姉弟

萌の会

日本現代舞踊 錦流

藤流夢一座 風

さすけ会

劇団ともえ座 梢巴流

 

それぞれの踊りのほか、今回限りの流派をこえたスペシャルコラボレーションが14曲もありました。

踊っている皆さんもとても楽しそうでした。

 

ファンの皆さんに惜しまれてのラスト公演ですが、いつかさらにレベルアップして再集結したいとのことでした。

それぞれのご活躍、私も応援していきます。

 

 

 

 

 

 

フリーアナウンサー 三浦貴子

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