新幹線のトランヴェール
カテゴリー:言葉を紡ぐ
2017.04.17
今日は新幹線移動。
これは、座席に備え付けの冊子、トランヴェールです。
今月最初の新幹線の乗車だったなと、何気なく手にとった4月号。
新年度です。
新連載が。
なんと、大好きな作家、角田光代先生の連載ではないですか!
タイトルは「復興の町を行く」。
角田先生、女川にいらしていたのですね。
角田先生の本はハードカバーで買っているので、Kindleに入っているのは、先生の旅のエッセイです。
世界各地の田舎を怖い思いをしながら旅する話など、心を鷲掴みにされます。
私も、以前は よく海外の田舎へふらふら旅行に行っていたので、不思議なくらい私の行ったことのあるなつかしい地名が登場することに、ずっと親近感をもっていました。
他にも、角田先生の猫のトトちゃんのブログも、本当にキュートで、ブックマークして毎日チェックしてしまっています。
昨年、仙台市文学館で行われた、角田先生のイベントに参加した際には、最後のサイン会で、初めて角田先生のお姿を目の前にした感動と緊張感で、はずかしながら一言も声が出ませんでした。
大好きも過ぎるとこうなるのかと自分でもいい経験になりました。
サインをしてくださった本を手渡しながら、まっすぐ目を見て「ありがとうございます」とおっしゃった角田先生のお姿とお声は、しっかり心に焼きついています。
握手してもらいたかったなぁ。
次こそは、一言お話しします。
トランヴェールに「復興の町を行く」が載るということは、
これから東北に角田先生が足を運んで、東北の今を見て、綴ってくださるということですよね。
すごいことです!
トランヴェールを読むためには、毎月 新幹線に乗らないと。
もしくは、出張する方へ、おみやげにトランヴェールをお願いしないと。
楽しみです。
フリーアナウンサー 三浦貴子