つばめの知らせ
カテゴリー:おもてなしマナー
2017.07.02
日曜日の今日、ある資格試験を受けてきました。
初めて訪れた、仙台駅東口の会場は、大学のキャンパス。
教室に向かう前のエントランスは木のインテリア。
可愛らしい雰囲気です。
今回の試験問題は、回収されてしまったので、自己採点はできません。
プロ棋士のように、問題をすべて暗記するなどできないので…うーん、どうだったかなぁ。
思い出せるのは、迷いに迷ったところばかりです。
例えば、
「ドレスコード『ホワイトタイ』と指定されたときに着用する、儀式や晩餐会などでの第一級の正礼装は?」
女性の場合は、イブニングドレス。
男性の場合は、えんびふく。
「漢字で書けるところは漢字で書きなさい」
・・・
漢字ですかー!!!
えんびふく。
つばめのしっぽのふく。
ちょうど、シュッと滑るように飛ぶつばめの姿を目にしたところです。
子育てに大忙しなんですよね。
ちょうど、気象庁の発表する生物季節観測情報の、つばめの初見日の記録で、昨年、一昨年と、東京につばめの飛来が確認できなかったが、今年はちゃんと飛来したと聞いたところでした。
飛来していなかったのではなくて、カラスから隠れるために、見えないところに巣をつくるようになっていたとか。
目の届かないところまで真剣に探したら巣があったとか。
ちょうど昨日は、司会のお仕事の打ち合わせで、
ご紹介する方の出身地が、新潟県のつばめ市。
つばめっていう字は難しいんですよね、とお話をしながら、ひらがなでメモをして、
パソコンで漢字に打ち直して台本を作ったところでした。
まさか、虫の知らせならぬ、つばめの知らせ。
つばめという字を覚えておいた方が良いというヒントがあちこちにあったのに、気にもとめずに。
そして、試験では、
記憶を振り絞って、いくつもそれらしい文字を試し書きして、
書き上げたのがこちら。
「燕尾服」
試験後に確かめてみると、
奇跡的に正しく書くことができていました。
めでたし、めでたし。
いやいやこの調子では合否が不安です…
フリーアナウンサー 三浦貴子