とっておきの音楽祭
カテゴリー:学生の皆さんと
2017.06.04
緑の風薫る、6月の日曜日。
今日、仙台の街の中には、30のステージが登場、音楽のあふれる一日となりました。
「とっておきの音楽祭」です。
今年も、専門学校デジタルアーツ仙台の学生の皆さんが、ボランティアスタッフで参加したので、私も会場をまわってお手伝いです。
デジアの学生が携わったのは、私が「キャリアデザイン」を担当している ミュージックスタッフ科と、「MC実習」「取材実習」を担当してる 声優科です。
それぞれ、音響のアシスタントや、ステージ進行のアシスタント、ステージのMCを担当しました。
春に入学した声優科の一年生にとっては、これが初めてのイベントです。
仙台で一人暮らしを始めたばかりの学生は、
まず、勾当台公園、定禅寺通の漢字を読むところからスタートです。
とくに一年生の練習期間は、わずか一ヶ月。
お客さまや出演者に失礼がないか、学生自身がなにか困っていないか、ケガなどがないか、まるで母親のような気持ちを抱えつつ回ります。
上の写真は、青葉区役所前。
そして、定禅寺通り。
野外音楽堂。
一番町商店街。
大きなトラブルなく、みんな楽しくお手伝いできたようです。
実行委員で企画プロデューサーの菊地昭典さんと。
菊地さんもデジアの先生です。
同じく実行委員の田村真衣さんと。
真衣さんは、音楽祭の前に学校へお越しいただいて、学生たちに「とっておきの音楽祭」の魅力を熱く語っていただいています。
毎年お世話になって、もう何年でしょう。
気がつけば、真衣さんはご結婚されて、名字がかわって、お子さんももう三才。
いつもありがとうございます。
私と同様に、他校で専門学校のボランティアMCのレッスンをしている、中村かおりさんにも会いました!
かおりとは、10代からのお付き合いなので、もう・・・年。
こうして、同じお仕事を続けていられるお友だちがいるのってうれしいですね。
皆さん、お疲れ様でした。
今年も楽しい音楽祭をありがとうございました。
とくに、今回の音楽祭では、ミュージックスタッフ科の学生のみんなと近づけた気がします。
ミュージックスタッフ科の一年生は、現在79人。
ほぼ40人ずつ二組での授業は、本当に出席率も高く、現場実習など公認欠席以外でのお休みもほとんどなく、いつも教室は酸欠になりそうな勢いです。(良い意味です!)
前期は、資格試験対策中心なので、雑談もほとんど出来ないまま、あっという間の90分。
チャイムがなって、あ〜、ここまでね…と、駆け足の授業が続いていました。
教壇からの「ここを答えてください」「教科書の次の章を読んでください」の指名ではなくて、直接 みんなと「素」でお話できるのは、毎年、この「とっておきの音楽祭」が最初です。
卒業生は、みんな、音響技術、照明、美術、ホールスタッフ、イベントディレクター、番組ディレクター、ブライダル演出など、各方面で活躍しています。
私のお仕事現場でも、卒業生とご一緒することが本当にたくさんあります。
と、いうよりも、最近では、デジアの卒業生がいない現場を探す方が難しいかも…
みんなにとって、実際の現場はこういう雰囲気なんだ、こうして形になるんだという空気に触れるのは、なによりの授業ですね。
こちらは、学校の向かいのおなじみ錦町公園。
そして
今日も四つ葉のクローバーは見つけられず…
フリーアナウンサー 三浦貴子