詩吟

カテゴリー:ブライダル風景
2022.04.23

今日は、婚礼司会のお仕事でした。

 

感染拡大を鑑みて、結婚式、ご披露宴を延期していらしたご両家でしたが、

このところの感染症の落ち着きを見て、本日開催のはこびとなりました。

新郎新婦のご意向としては、高齢のご親族にも安心して列席して欲しいというお気持ちが大きかったようです。

 

本日のご披露宴で、乾杯につづいて、

新婦のお祖父さまから、お祝いの詩吟が贈られました。

 

今年85歳になられるお祖父さまですが、

その堂々とした高らかなお声に、会場中が釘付けになりました。

 

新婦は、子どものころ、お休みの日に詩吟の練習をするお祖父さまの元へ行っては、

「一緒に遊ぼうよ」といつも練習のおじゃまをしていたそうです。

 

ご家族も皆さま、そんな思い出の風景を心に浮かべて、お聴きだったのでしょう。

 

ご披露された後、大きな拍手に包まれたお祖父さまは、

「孫離れができない祖父ですが・・・」と優しい笑顔をみせてくださいました。

 

 

そういえば、ご披露宴のお打ち合わせのときに、

新婦も同じことを笑顔でおっしゃっていましたよ。

 

「私、ぜんぜん、ジジ離れできないんです」 と。

 

 

 

 

 

 

 

フリーアナウンサー 三浦貴子

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