こも樽の中は…
カテゴリー:ブライダル風景
2023.04.22
今日は、婚礼司会のお仕事でした。
ご家族、ご親族のみのあたたかいご宴席です。
花嫁は、白無垢で神殿での結婚式につづいて、
色打ち掛けへおかけ直しでご披露宴です。
お客さまのお席の中央には、かわいらしい小さなこも樽、
その周りには、きれいな千代紙で折られた、
新郎新婦ご家族の手作りの鶴たちが。
和の雰囲気を大切にしたいとおっしゃる新郎新婦のお気持ちが表れています。
新郎新婦は、お席へうかがってひとつずつ鏡開きを行います。
小さい頃からかわいがっていただいた、おじさま、おばさま、
仲良しのご兄弟、
愛情いっぱいにそそいでいただいた、おじいさま、おばあさま、
そして、お父さま、お母さま
ご列席の皆さまへの感謝の気持ちをこめて、
お二人で手を携えて、かわいらしい木槌をおもちに。
お席の皆さまにも掛け声でご参加いただきます。
せーの、よいしょ!
見事開かれたお鏡、
通常は、日本酒が入っているはずですが・・・
あら!
お席の皆さまからは笑い声があふれます。
中には、色とりどりのお菓子がいっぱいです。
お酒がお得意ではない方が多くご列席とのことで、
お二人は、樽の中身をお酒からお菓子へ変更。
温かいご配慮ですね。
お席の皆さまで、わいわいとお菓子をお選びになっているお姿、
ご列席の皆さまにおかれましても、楽しい思い出となったことでしょう。
どうぞいつまでもお幸せに
フリーアナウンサー 三浦貴子