巻物

カテゴリー:ブライダル風景
2018.09.29

今日は、婚礼司会のお仕事でした。

 

今日の新郎新婦は、高校時代のクラスメイト同士。

10年のおつきあいを経て、今日の喜びの日を迎えられました。

 

ご両親も、ずっとこの日を心待ちにしていらしたそう。

高校生のころから仲睦まじいお二人のお姿を目にしていて、

この日を長いこと待っていらしたのですね。

 

新婦のお母さまは、これまでのたくさんの思い出を振り返り、

「いつかお嫁にいくときにお手紙を読んでくれるなら、

便箋に収まりきりそうもないから、巻物になってしまうわね」と、おっしゃっていたそうです。

 

その言葉をうけて、新婦は、

実際に手作りの巻物に感謝のお気持ちをしたためていらっしゃいました。

 

親御さまへの花束贈呈の場面、マイクの前に並んだ新郎新婦。

ハラッと紐をほどき、サーッと巻物をひろげ、お気持ちをお伝えになられました。

 

かっこいい。

 

巻物を手にしたお嬢さまを目にしたお母さまの、

驚いて吹き出してしまうような笑顔。

そのお手紙を読むお嬢さまの言葉を聞いて、目頭を抑えるお母さま。

 

これまでの家族の温かい歴史、毎日の積み重ねを感じられるご披露宴でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フリーアナウンサー 三浦貴子

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