逆サプライズ
カテゴリー:ブライダル風景
2018.11.24
今日は、司会のお仕事でした。
大きな会場でのご披露宴。
300人近くのお客さまがご列席です。
皆さまの温かい祝福に、ご披露宴は盛り上がり、お祝いのお歌をいただくお時間に。
通常、結婚ご披露宴でのサプライズ演出といえば、
主役の新郎新婦に内緒で、突然、感動のスピーチや余興、ビデオメッセージなどが思い浮かびますが、
本日の余興のお時間はひと味違いました。
新郎とご両親からのご希望で、
歌う方、ご本人に内緒でのサプライズです。
ご家族ぐるみでお付き合いのあるお客さまで、お歌がお得意な方がいらっしゃるので、
とにかく、その方の十八番のカラオケをかけて、マイクを手渡してくれとのことです。
こんなに大勢のお客さまがいるのに、突然のお歌のお願いなんて大丈夫かな…と、逆サプライズに、ドキドキしながらも、ご指名を。
「ここで、お祝いのお歌をご披露いただきます。
新郎家からのご希望で、ぜひともこのお歌をお願いしたいとのことです。
五木ひろしさんの 契り…」
お名前よりも先に、曲名を言うと、会場の一部のお席から、おおーっと歓声が。
一人のお客さまが、周りのお客さまからの歓声に押し出されて、前にお進みです。
…ということは、間違いなく十八番。
かなり歌いこまれていらっしゃるということですね。
お名前をご紹介すると、やはりそのお客さま。
イントロに続き、歌い出したお声は、まさにプロ級!
ワンコーラス途中からは、その方のご子息で新郎のご友人が加わって、さらに美しいハーモニーを聴かせてくださいました。
会場は大盛り上がり。
いつものお仲間が集まっての地元での飲み会も、きっとこんな風に盛り上がっているのでしょうね。
こんなに楽しいお仲間に囲まれた、笑顔あふれる新郎家に嫁ぐお嫁さん、
ご本人はもちろん、きっと親御さんも安心されたことでしょう。
フリーアナウンサー 三浦貴子