ダム湖サミット
カテゴリー:ダム
2021.11.25
今日は、司会のお仕事でした。
「みちのくダム湖サミット」です。
東北には、国直轄ダムが18基あります。
国土交通省の関係者やダムのある自治体の首長さんが集まっての意見を交わすダム湖サミット。
今回で12回目です。
今回は、釜房ダムのある宮城県川崎町で開催されました。
観光面でのダムの利活用に加え、
台風、豪雨災害での防災効果の実例も紹介されました。
また、東北では、農業用水の管理としても大きな役割を果たしています。
釜房ダムは今年で50年。
会の冒頭には、ダム建設のために水没した地域の皆さんの土地を離れるまでの記録が上映されました。
土地を離れるということは、ただ引っ越すだけではなく、
夕ごはんのおかずから、生まれた仔猫の数まで知っているようなご近所さんと離れてしまうこと、
ずっと慣れ親しんだ故郷の風景をもう見ることができないこと、
その重さを感じる映像でした。
仙台の水瓶、釜房ダムにあらためて感謝の気持ちでいっぱいです。
フリーアナウンサー 三浦貴子