サン・ファン・バウティスタ号
カテゴリー:司会お仕事日記
2017.06.28
石巻市の宮城県慶長使節船ミュージアム サン・ファン館にある、サン・ファン・バウティスタ号。
約400年前、
仙台藩主 伊達政宗公の家臣、支倉常長率いる慶長遣欧使節団を乗せた帆船の復元船です。
震災の津波の被害を乗り越えて、形を留めた帆船。
2013年11月の再開館のお祭りの日には、司会をつとめました。
この日は、大好きな むすび丸課長と一緒でした。
あ、当時は、むすび丸係長でしたね。
その帆船、サン・ファン・バウティスタ号が、木造のため腐敗が進み、史実を再現した保存が難しく、修復、保存を断念することになってしまったそうです。
今後は、木造以外の素材、樹脂やコンクリートを使うのか、
また、展示施設の全体の事業も含めて見直すとのこと。
波の角度で、大きな被害を逃れた全長55メートルの帆船。
震災後、みんなに大きな勇気を与えてくれた船です。
寂しいけれど、復旧、復興のために勇気をくれたサン・ファン・バウティスタ号に感謝します。
フリーアナウンサー 三浦貴子