福幸住宅
カテゴリー:司会お仕事日記
2017.03.12
今日は、ハウスメーカーのキャンペーン抽選会の司会でした。
震災後から始まり、今回が5回目のキャンペーンです。
破格での注文住宅を購入する権利の抽選会ということで、県内各地から多くのご家族が集まりました。
一等賞に次いで、大きな割引を行う賞の名前は「福幸賞」です。
東日本大地震では、衣食住のうちの、住まい部分の大切さも実感しましたね。
仮設住宅に住まわれた方、
そして、仮設には入らなくても、親戚や知人のお家に仮住まいをされた方、
被災してしまった沿岸部では、発災まで、眺めの良い大きなお家で、賑やかに過ごしてきた方々が多かったと思います。
そこからの仮住まい。
辛い思いが癒されるには、厳しい環境だったことでしょう。
今日、震災後にこちらのハウスメーカーでお家を建てたお客さまに、偶然お話を聞くことができました。
いち早く、お気持ちに寄り添うように、きめ細かく対応してくれたそう。
笑顔で、自慢の新居のお話をしてくれました。
家は、生活の基盤。
前向きな気持ちにしてくれるんだな、と伝わってきました。
6年が経って、悲しみも、前向きな気持ちも、一人ひとり違いがあります。
向き合い方も、想いも、それぞれ。
元に戻せないものもたくさんあります。
一方で、こうして、新しく形づくられるものも同じようにありますね。
会場には、震災後に生まれたかわいいお子さんたちも大勢。
みんな元気いっぱいでした。
抽選用のお名前入りカプセルを回収するときは、渡したくないと、大声で泣いてしまうほど… ごめんね〜
フリーアナウンサー 三浦貴子