亘理町視覚障害者交流会
カテゴリー:ナレーション
2024.11.28
今日は、ボランティアで亘理町へ。
亘理町で開催の「視覚障がい者情報交流会」へ。
会場には、亘理町にお住まいの、視覚に障害がある方。
見えない方、見えづらい方、これから視力が落ちていくという病気の方、
家族に視覚障害者がいらっしゃる方、
様々な環境、立場の多くの方がお集まりです。
日頃より、宮城県の音訳奉仕員として、本や資料、広報誌の音声版の作成を担当しています。
そして、ちょうど亘理町では、広報わたり音声版の作成を担当しています。
会場の皆さんは、毎月、この広報わたりをCDで受け取ってお聞きの皆さんです。
実際に音声版をお聞きの皆さんと直接会うのははじめてです。
聞きづらいと思われていないか、不安に感じながら、あいさつをすると、
皆さん「あぁ〜!」と声でお気づきいただきました。
そして、いつもありがとうと、お礼の言葉をいただきました。
今回のテーマは、音訳ではなく、防災について。
防災士としては、まだまだ新米ですが、皆さんのお役に立てそうな情報をまとめてお伝えしてきました。
そのあとは、皆さんとの座談会。
ご自身が視覚障害のある宮城県視覚障害者情報センターの職員さんの司会進行で、ざっくばらんに、近況をおしゃべり。
ロの字座る皆さん。
その全員のお席の位置とお名前を自己紹介のお声で的確に把握し、
スムーズに進行されています。
すばらしい記憶力と判断力に、圧倒。
司会の勉強にもなりました。
音訳は、自宅でひとりで録音している孤独な作業ですが、
こうして皆さんとお会いできて、情報をお届けしているという実感がわきました。
今日のありがとうの言葉を胸に刻んで、次号からも心を込めてお届けしていきます。
フリーアナウンサー 三浦貴子