駅
カテゴリー:言葉を紡ぐ
2021.01.19
音訳した本を納品しました。
今回は、駅を舞台にしたお話です。
この本は、四人の作家さんが、それぞれまったく異なる駅を舞台としたお話を綴っています。
祖父母の住む町の駅のお話
心が沈む通勤電車で思わず途中下車してしまった駅のお話
港町の駅前でおおきな塩むすびを売るキッチンカーのお話
新幹線も停まる大きな駅の大きな広場でのお話
鉄道の職員の皆さんの研修を多く担当するようになって、駅の見方が変わってきました。
駅は、だれかとつながるために足を踏み入れる場所。
多くの人が、さまざまな思いをもって訪れる場所。
そうだよね、と、心の中に灯りがともるような、温かいお話でした。
旅行が難しい今、触れることが難しい今、
この声の本を通して、視覚障害のある方の世界がひろがりますように
フリーアナウンサー 三浦貴子