春よ、来い

カテゴリー:みやぎ四季折々
2023.03.27

お隣のお庭の沈丁花がいい香り。

春ですね。

 

今月、司会を承った幼稚園の卒園式では、

卒園児の皆さんが、松任谷由実さんの「春よ来い」を歌っていました。

 

「春よ来い」の歌詞の冒頭に、沈丁花が出てきます。

 

淡き光立つにわか雨

愛し面影の沈丁花

溢るる涙のつぼみから

ひとつひとつ香りはじめる

 

優しい大和言葉の歌詞

ちかごろは、漢語や外来語に押されて、

日本固有の大和言葉があまり使われなくなってきています。

 

耳に優しく響き、心に自然に染みる美しい大和言葉、

使わないのはもったいないような。

 

若草萌ゆるころ

うららかな春

またたく間に

いましがた

いたく

心待ちに

幾久しく

 

自然の風景や、風物や、人の感情が豊かに表現された言葉に出会うことで、

日本語の持つ奥行きや美しさを実感し、豊かな気持ちになります。

こうした言葉を口に出して使うことで音の響きを味わい、

自分の語彙に取り込んでいきたいものです。

 

 

 

 

早咲きの桜にも、にわか雨が

 

 

春よ 遠き春よ

まぶた閉じればそこに

愛をくれし君の

なつかしき声がする

 

 

 

今月も、たくさんの自宅収録のナレーションのお仕事をいただき、ありがとうございました。

企業、団体の紹介映像、Eラーニング教材、WEB広告

クライアントさまと、視聴される方々の橋渡しが叶いますよう、心を込めてつとめてまいります。

これからもどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

 

フリーアナウンサー 三浦貴子

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