婚礼司会試験
カテゴリー:ブライダル風景
2023.02.02
今日は、専門学校での講師のお仕事でした。
今日の授業は、ブライダルの専門学校での、婚礼司会の授業。
学年末の実技試験です。
怖い顔でこちらをにらみつけているこちらの機械は、マイク&スピーカー。
学生同士で、どんなご披露宴をしたいのか、ヒアリングを行い、
それをもとに、進行表、司会原稿を作成、
いよいよ本日、発表です。
クラスの学生たちは、ブライダルプランナーや、スタイリスト、フローリストを目指して学んできました。
司会者を最終目標と掲げる学生は、実は、毎年、春の段階ではいません。
でも、練習を重ねるうちに、みんな司会の楽しさに気づき、興味をもってくれるようになります。
ご婚礼ご宴席で、その会場の中に最初から最後までいることができるのは、司会者だけですから。
今日の実技試験、みんな本当にがんばりました。
そのあたりの新人司会者さんに負けないくらいの素晴らしい進行、話し方でした。
やはり、発声発音、滑舌なども大切ですが、
それ以上に、内容を正確に把握して、なにをだれにどう伝えるのか、
それを理解して、表現することが、いちばんなんだと毎年実感します。
華やかな盛り上げ方も、感動のシーンの温かさも、完璧でした。
試験終了後、学生の皆さんからは、
プランナーとして就職する現場でも、ご家族婚などの司会を重ねて、
そして、いつかプロの司会者を目指したいとの声も。
ご婚礼は、笑顔で「おめでとう」「ありがとう」の言葉がかわされる幸せの現場。
すてきなお仕事です。
ぜひ多くの経験を重ねて、自分のことばで、その空間を彩ってください。
フリーアナウンサー 三浦貴子