色打掛

カテゴリー:ブライダル風景
2023.05.27

今日は、婚礼司会のお仕事でした。

 

およそ150人のお客さまがご列席される豪華なご宴席です。

コロナ禍がおちついて、大規模でにぎやかなご宴席が増えてきました。

 

本日、司会を承ったご両家は、塩竈神社の神前で結婚式を挙げられました。

白無垢、綿帽子の花嫁姿から、ご披露宴会場では、美しい色打掛へお掛け直しをされての入場です。

 

小江戸 川越で、お着物のお仕事に携わっていらした新婦。

ご自身でお選びになった色打掛の柄は、喜びの日にふさわしいおめでたい縁起物の模様がたくさんあしらわれています。

 

 

祝福をいっぱいに受け、幸せをわかちあう「束ね熨斗」には長寿の願い

円がつらなる「七宝つなぎ」は、家庭円満、たくさんのご縁がつながりますように

美しく天高く羽ばたく「蝶」は、輝かしい未来を見据えた立身出世を

松、竹、梅、菊、藤、菖蒲、紅葉、四季折々の草花

日本の美を身にまとった喜びの日にふさわしいお打掛姿です。

 

嫁ぐ日の純粋な真っ白いお気持ちをあらわした純白のお打掛から、

鮮やかに新郎のお色に染まって。

 

扉が開き、思いをひとつに寄り添って、高砂へ歩む新郎新婦。

ご列席の多くの大切な皆さまからの祝福の拍手に導かれ、

緊張しつつ、少し照れつつ、そしてこのうえない幸せな笑顔でのお進みでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フリーアナウンサー 三浦貴子

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