最強の負けない心の作り方

カテゴリー:司会お仕事日記
2017.04.12

女子レスリング 日本チームの監督としておなじみ、

日本レスリング協会 強化本部長 栄 和人 監督とガッツポーズ。

 

写真を見た母から、レスリング選手にスカウトされたのかと聞かれましたが、違います。

 

 

今日は、司会のお仕事でした。

 

式典、決起大会に続いて、休憩をはさんで、記念講演。

講演といってもトークショースタイルなので、

世界一の指導者、栄監督のお隣に座ってお話を伺うことができました。

 

講演テーマは「挫折からの復活 〜目標に向け努力する尊さ〜」。

 

 

栄監督ご自身の挫折からの復活。

立ち直るきっかけとなったお母様の言葉。

女子を指導することの壁。

それを乗り越えて、いまにつながる教え子の皆さんとの絆。

 

 

監督でありながら、セコンドとして間近で選手を支える姿も、

勝利を手にした選手に肩車をされたり、投げ飛ばされたり、おちゃめな姿も、

選手との本気の強い信頼があってこそなんですね。

 

 

国民栄誉賞を2選手も、さらに、数多くのオリンピックメダリスト輩出してきた、一流の指導力。

常に勝ち続ける、強い心、負けない心を育てています。

これは、アスリート界に限らず、ビジネスマンが部下を育てる力や、教育、子育ての世界にも通じるところがありそうです。

 

 

 

ステージでは、栄監督が吉田沙織選手から借りていらした オリンピック4大会のメダルを、皆さんへお披露目してくださいました。

 

 

ステージ上から会場の皆さんへお見せするため、持たせてもらいましたが、そのずっしりとした努力の重さに手が震えそうでした。

 

 

栄監督がおっしゃるには、

吉田選手ご本人の人一倍の努力はもちろんですが、

周囲の人の思い、そしてまだ会ったことのない人の思いまで詰まって出来ているメダル。

 

リオデジャネイロオリンピックの決勝で敗れたあの涙は、金メダルに届かなかった悔しさよりも、周囲の支えてくれた人たちや、まだ会ったこともないのに応援してくれた人たちに申し訳ないという思いからだったそう。

 

感謝の心を忘れずに。

栄監督が吉田選手にいつも伝えていることばだそうです。

 

 

 

フリーアナウンサー 三浦貴子

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