朝雪
カテゴリー:和菓子
2023.01.25
今日は、短大での講師のお仕事でした。
泉区、仙台大観音のおひざもと、聖和学園短期大学に行っています。
仙台でも特に北部の、山の上にある短大。
今日は、前日から、不要不急の要件がなければ外出を控えるようにと、
天気予報でも伝えられているほどの大雪の朝。
氷点下8度で、凍結路面の上のサラサラパウダースノー、
緊張感あふれるマイカー通勤となりました。
こうした中でも、今年度最終日、実技試験があるということで、
欠席もなく、雪の中、みんながんばって登校してくれました。
ロールプレイング試験では、
電話でのアポイントメント取りと、その約束の日の訪問での受付でのやりとり。
敬語や、相手を思いやる言葉づかいは、経験から紡ぎ出すもの。
日頃からの積み重ねです。
学生時代から、意識して慣れていきましょう。
写真の和菓子は、まめいちさんのお菓子です。
その名も、
朝雪(あしたのゆき)
<新しき 年の初めの初春の 今日降る雪の いや重け吉事>
万葉集より大伴家持の一首です。
降る雪のように良いことも沢山の積もるのだよ、という和歌だそうです。
朝に積もった雪に吉事を祈り、純白の雪が光色づくイメージで作られたそう。
ただ白いだけでなく、
黒糖あんを大地に、新しい芽生えが珈琲の錦玉羹で表現されています。
雪におおわれた大地の中の何か新しい芽生え。
透き通った雪の結晶が、本当にきれいです。
フリーアナウンサー 三浦貴子