私のかけこみ寺
カテゴリー:MCお仕事道具
2017.03.21
連休のあわただしさを無事に終えて、ほっと一息。
外は雨だし、おうちで静かな一日を過ごしました。
このところの連日の現場で酷使した喉も、今日はのんびりお休みです。
このスチーム美顔器の前で、鼻深呼吸をするのが、私の喉のリラックスタイム。
そして、こちらはスチーム吸入器。
年季がはいっています。
喉の調子が悪くて不安な時にだけ出動します。
近所に、私のかけこみ寺ともいえる、行きつけの耳鼻咽喉科があります。
ちょっと声の調子がおかしいと、助けを求めてかけこみます。
たまに「心配しすぎ」と言われることも。
治療も「大丈夫」といわれておしまいということも。
でも、声がでなくなるよりは安心なのです。
これまでの声のお仕事経験の中で、一度だけ、声がでなくなってしまったことがあります。
咳が続くので内科でみてもらうと、軽い風邪だろうとの診断。
暖かくして休むようにと。
数日たっても咳がおさまらず、別な内科にかかると、猫や花粉、ハウスダスト、なにかアレルギーだろうと。
アレルギーの薬を飲んで過ごしました。
ところがある朝、起きると声が出ませんでした。
その日のお仕事は、専門学校の講師。
なんとか授業をプリントと板書でこなしました。
そして、内科ではなく耳鼻咽喉科に行ってみると、気管支炎だと。
しかも治りかけ。
先生から「こんなに酷くなるまで放っておいて、ずいぶん咳が出たでしょう、何故病院にこなかったのか」と尋ねられました。
病院、行ったんですけどね・・・
病名がわかったものの、声が戻るには時間がかかります。
その週のお仕事は、クライアントにお許しいただいて、アナウンサーの先輩にお願いして代わっていただきました。
申し訳ない気持ち、情けない気持ちでいっぱいでした。
フリーランスでお仕事に穴をあけることは考えられませんよね。
もう二度と味わいたくない辛い経験となりました。
それから、ちょっと声の調子が悪いと思うと、内科ではなく耳鼻咽喉科にかかるようになりました。
最近は、おかげでそこまで酷くはなりませんが、
先日、その耳鼻咽喉科の先生から「もっと体を鍛えなさい」と言われました。
肺活量、大事ですね。
たしかに、運動してないな。
ここはひとつお散歩から始めますか。
フリーアナウンサー 三浦貴子